あさひん日記

時間も気にせずゆっくりしていってね(*‘∀‘)

Q、将来の夢はなんですか? 質問箱より。

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 私の将来の夢?

 Twitterのbioに書いてるじゃん!ピカチュウに会うこと! …と、それはさておき。

 

 「将来の夢は何ですか?来年受験生なのですが、やりたいことが見つかりません。」という質問をいただいたので、「将来の夢」「進路」「やりたいこと」をキーワードに、私の考えを混ぜながら、質問に答えていきたいと思います。

 

質問者さんの文章から読み取れること(簡単にメモ)
  • やりたいことが見つからない
  • やりたいことを将来の夢につなげたい

 

将来の夢とは?

 将来の夢とは、「将来つきたい仕事」の事ですかね。私も入試の面接で「将来の夢は?将来つきたい仕事は?」と聞かれる度に、困ってきた一人であります。私も今のところ着きたい仕事がありません。ないから、面接前にどういい逃れようか考える訳ですが、そうしているうちに「そもそも将来の夢ってなんだ?」という疑問が浮かんできました。

 

「将来の夢」の定義とは?

 私は「将来の夢」=「就きたい仕事」じゃないと思うんですよね。これからの人生でしたいこと、実現したい大きいこと、長い時間をかけて達成したいこと…そして、大きくても小さくても、ひとつでも複数でもいい…これが夢の形だと思います。 そしてその夢の中に「将来つきたい仕事」が含まれていたら学校的には望ましいよね、みたいな?

 

 でも、「夢」ってなんだ?って考えれば考えるほど分からなくなるんですよね。だって、将来的に実現させたいこと=「目標」じゃないですか。夢と目標はどう違うのかな、って。そこまで深く考える必要はないんだろうけれど、言葉にはそれぞれ存在する意味があると思うので…って、一年前の私も同じようなことを言ってました(笑)

 

 最近よく「将来の夢って何だろう、そもそも夢ってなんだ」って考えます。 私は何がしたいんだろう、何のために生きてるのだろうってね。 今、私には将来の夢がありません。 周りはしたいことが決まって、進路もだいたい決まっていって、そのために勉強や部活を頑張ったり、進路について真剣に考えたりしてる。 でも私は将来したいことも目の前の目標もないから、毎日何をするにしてもだらだら。 みっともないな、自分は何がしたくて生きてるんだ、と思いながら、いつの間にか時間が過ぎている。 そんな自分が嫌いだ…。

1+1=無限大 - あさひん日記

 

 でもね、一つ違うのは今は自分のことが嫌いじゃないこと。好き…とまでは言わないけれど、嫌いではなくなりました。それは、したいことをしている自分に満足しているからかなと思います。

 

進学志望理由と就きたい仕事を結びつける必要はないのでは?

「将来の夢」=「就きたい仕事」と言ってしまうと、「学校終了後の人生100%仕事」みたいに聞こえるので、私は少し嫌なんです

 もちろん、就職後仕事が楽しくて、仕事に多くの時間を費やす人もいます。しかしそうではない人もいます。仕事40%趣味60%の人もいるし、極端な話仕事0%の人もいます。学生は、人生の選択肢が1つではないということを頭の片隅に置いて、もう少し柔らかい考え方をするべきだと思っています。何をメインにして生きるか、ではないでしょうか。

…社会人にすらなっていない私が、こんなこと言える立場じゃないんですけどね!

 

その分野を学びたいから、その学部、学校に進学するのでは?

 具体的に就きたい仕事が決まっている学生って、どれくらいいるんでしょうか?マイナビさんの調べによると、37%だそうです。残りの63%は私や質問者さんのような立場ということですね。学生で将来就きたい仕事が具体的に決まっている人なんて、そう多くはいませんよ。学生が知っている職業なんて指で数えられる程度で、その中に自分に合うものが見つかる人なんて少ないでしょう。だから学生が「就きたい仕事が決まっている」というと「すごい」と言われるわけで。本当に就きたい仕事は、今興味がある学部に進学して、たくさん刺激を受けてから考えるのでいいじゃないですか。遅すぎることはないですよ、多分。

 

 そして学校側が、つきたい仕事と学ぶ分野が合致していて将来有望な学生を合格させたいのは当たり前です。しかし、進学理由は「この仕事に就きたいから」じゃなくてもいいと思います。実際に私も面接の時は「この学科で勉強することを活かして、こういうことができるようになりたいから」と言いましたし。進学理由で大事なのは「その分野を学ぶにあたって、しっかりとした目的がある事」ではないでしょうか。なぜその分野を学びたいか、なんて人の自由だろう!ちょっと興味がわいて詳しく知りたかったんだよぉー!(笑)それでも私はいいと思いますけどね。だめかな? 途中で就きたい仕事がガラリと変わって、分野を勉強する必要がなくなって放棄してしまうより全然いいと思うんですよね。もし学ぶ分野が仕事と関連せず直接活かすことができない場合、その分野は自分の特技になります。学んだ分野を活かした仕事なら、できて当然、知ってて当たり前となりますからね。

 

本当にやりたいことがないのか

 やりたいことがない人がいるというのも事実。しかし、よく考えるとあると思うんですよね。実は知らないうちにやってたり。最近私は、人がやっていたことで「いいな~」と思ったこと、羨ましいと思ったことをとにかくやってます(笑)

 以下の記事は「やりたいことが見つからない」という点で参考になると思います。中川さんは、相談者の本心、本音を引き出すのがとても上手なのです!

www.dshocker.com

 

やりたいこと、好きな事を仕事にしたいなら

 最近流行りの「好きなことで生きていく」…ちょっと意識が高くて低い人達の思考に影響されている部分もあるのですが、本質は捉えているような彼らの言葉。質問者さんが本当に好きなことを仕事にしたいなら「そうしようとしている人を観察する」というのも一つの手かもしれません。しかし、その場合自分が本当に好きなこと、分野を知る必要がありますけどね。

 

 やっぱり夢実現に向けて動いている人はとても素敵で、見てて憧れます。私の身近な人でいうと、ふじっぺ。彼のブログは、ゲストハウスを開業するまでを綴った日記で、私の好きなブログの1つです。彼は常に夢に向かって行動しており、その姿がとてもキラキラしていて魅力的です。

fjppe-gh.hatenablog.com 

 夢をもっている人は、やっぱり素敵に見えますよね。でも、夢ややりたいことがないからといって無理に見つける必要はないし、落ち込むことではありません。ないなら、見つけるために普段からアンテナをはっておく必要があります。「自分がこれをやっている時は楽しいな」「この分野にふれた時ワクワクするな」と感じたことを覚えておくと、いつか好きなことが見つかるかもしれませんね。

 

内容まとめ

  • 将来の夢とは? 将来の夢=つきたい仕事ではないのでは
  • 進学志望理由とつきたい仕事を結びつける必要はないと思う
  • 卒業後は仕事メインでもいいが、それ以外の選択肢もある。何をメインにして生きるか
  • 進学理由で大事なのは「その分野を学ぶにあたって、しっかりとした目的がある事」
  • 「将来の夢」に「将来つきたい仕事」が含まれている状態は学校の理想
  • 好きな事を仕事にしたいなら、まず好きなことを見つけよう
  • 好きなことを見つけるためには、普段の生活の中で「いいな」と思うこと心が動かされるものを見つけよう。何か共通点やヒントが見つかるかも

こんなもんかな? 

 

最後に

 まだ社会人にもなっていない私が上から目線な言い方でアドバイスすることはできないので、義務教育+三年学校に行った学生の立場で意見しました。あくまで私の意見なので、鵜呑みにせず参考程度に、新しい考え方の発見程度に捉えてほしいところです。質問者さんが来年高校受験するのか、大学を受験するのか、はたまた私の意見が聞きたかっただけなのかは知りませんが、この質問をきっかけに私の中にあった輪郭のない状態で存在したものを外に言葉として出すことができたので、きっかけをくれた質問者さんには感謝したいと思います。Twitterは見てくれているはずなので、この記事のツイートが質問者さんの目に留まるといいなぁ、なんて思いながら書きました。ここに書かれていることは私の意見であり、数か月後にはこれを否定するような意見を私が持っている可能性もある、また他の人に同じ質問をしたら違う回答が帰ってくることもある、ということを頭の隅に置いて、参考にしてほしいです。

 

ではでは、あさひでした~