合言葉はオムニキン!キンボールとは?ルールを分かりやすく解説!
最終更新:2019年2月22日
キンボールって簡単に言うと、どんなスポーツ?
キンボール歴5年の元プレーヤーの私が説明します!
- キンボールって簡単に言うと、どんなスポーツ?
- どんなボールを使うの?
- このボールをどうやって使うの?
- チーム編成、ゲームでの動き
- 「オムニキン」とは?
- 番外編:本当に「すべての人が楽しめるスポーツ」なのか?
- 番外編:香川県の「キンボール」
- まとめ
最近注目されているニュースポーツ「キンボール」とは、イラストのような大きなボールを使って体育館で行う球技です。
野外で行うこともありますが、基本的には室内で行います。
似ているスポーツがない為、一言にどんなスポーツとは言いにくいのですが、一番近い例えで言うと「大きなボールを使って、3チームで行うネットのないバレーボール」というのが一番近い気がします。
動画でなんとなくイメージを掴んでから、説明を読んでもらうと理解がより深まると思います。
どんなボールを使うの?
大きさ1.2m、重さ1kgあるゴム製のボールを使います。
小さな小学生はボールの向こうにいたら見えないサイズですね。
一回り、二回り小さいボールもありますが、公式試合は上記のサイズのボールを使います。
実は二層になっており、外側のカバーの色はピンク、青、黒、白、赤などがあります。
中にゴムでできた白い袋があり、その袋に空気を入れ、ボールを膨らませます。
たまに強い衝撃によってボールが割れてしまうことがあるのですが、その時割れるのは中のゴムの袋です。
因みに野外用とや内容で周りのカバーが変える必要があります。
(野外でプレイする機会は、ほとんどないと思いますが…)
このボールをどうやって使うの?
「オムニキン○○(自分のチーム以外のカラー)」のコールの後、両手で同時に打ちます。
「打つ」という表現が適当かどうか分かりませんが…。
ボールのヒットの仕方は、大きく2種類あります。
こちらの記事に詳しくまとめたので、読んでみてください!
チーム編成、ゲームでの動き
1チーム4人で構成されたピンク、グレー、ブラックの3チームでゲームを行います。
人数が多い場合は、5人チームなどで編成し、半分の時間で交代するなど工夫しましょう!
ゲームではチームの3名がボールを支え、1名のメンバーがボールをヒットする前に、1名(だれでもよい)が他チームのいずれかのチームカラーを、声を出して指定します。
また、3チームのうちの1チームが失点をすると、ほかの2チームの得点になります。
これがキンボールの大きな特徴の1つです!
通常、他の競技はA対Bが対戦概念ですが、A対B対Cがコンペティションゲームの対戦です。
同時に3チームが競います。
「オムニキン」とは?
この競技で使うボールにも「OMNIKIN」と書いてあります。
オムニとは、すべてのという意味。キンはキネスシス(運動感性)の略語。
いわば「すべての人が楽しめるスポーツ」という造語であり、かけ声。
- 引用:一般社団法人 日本キンボールスポーツ連盟
番外編:本当に「すべての人が楽しめるスポーツ」なのか?
私は、小中合わせてで5年間「キンボール」をやっていました。
そんな私が言います。
「キンボールはすべての人が楽しめます」
なぜなら、同じボールを使った競技でもレベルの幅が広いからです。
レベルを下げれば、本当にどんな小さな子でも楽しめます。
逆にレベルを上げれば、どんなスポーツよりもハードな競技になるでしょう…。
でも競技として楽しむなら、最低でも小学1年生くらいからがいいと思います。
なぜなら、人間よりボールの方が大きくて前が見えないからです。
私は身に危険を感じたので、やめました
今この記事を読んでいる人は「キンボール=すべての人が楽しめるスポーツ=安全」こんな式が頭の中で作られていると思います。
しかし、それは間違いです。キンボールの場合「すべての人が楽しめるスポーツ≠安全」なのです。
私は、小柄な体格です。
中学では、背の順で並んだらいつも一番前でした。
しかし同学年は同学年でまとめられるのです。
つまり、私の体格と同学年の体格の差がありすぎて、同学年がプレイする「キンボール」は危険なスポーツになってしまったのです。
主にそれが原因で、何回か怪我をしそうだったのでやめました。
人にはそれぞれに見合ったレベルがあるのです。くれぐれも、ケガだけはしないように。
そのことについては、この記事に詳しく書いています。
番外編:香川県の「キンボール」
香川県は、日本全国でも「キンボール」の普及活動が活発な地域の一つです。
私の住んでいる地域は結構力を入れていたから、県大会では知り合いのチームどうしで戦うことは当たり前でした。
(このスポーツは知り合いが多いほうが有利なスポーツです。
3チームだから、ルール上1チームを集中攻撃することができるんです。)
まだやっている地域数が少ないので、簡単に地方大会、全国大会出場…って感じでした!
まとめ
この記事を読んで、「キンボールスポーツ」について少しでも興味を持ってくれる人が増えると嬉しいです。
そして欲を言えば、プレイ人口も増えたら大喜びです!
団体競技なので、やってみたくてもできない人もいるかも知れませんが…。
ニュースポーツの中でも、ここ最近一番熱いスポーツです!
最近全国でも流行っているので、機会があればぜひ挑戦してみてください!