ことでんに乗ると、どこまでも行けそうだ。
電車が好きだ。
別に詳しくない。
純粋に眺めたり、乗って揺れを楽しむのが好き。
香川県のたんぼ、住宅地、商店街のど真ん中を突っ切る電車、ことでん。
市電じゃなくて私鉄らしいけど、電車って言ってる。
乗っていると、思うこと。
地域の発展と衰えの差がよく分かる。
県庁所在地中心部に行くにつれて、車の量が増え、人々の服装が華やかになる。
そしてどこか冷たくなる。
時間に追われているのだろうか。
この社会に今必要なのは、気持ちに余裕やゆとりを持つことだと思う。
忙しない。
余裕があるのは、過疎っている駅の駅員さんだけなのか?
乗客を笑顔で迎えるあの駅員さん。
「ありがとうございます」「行ってらっしゃい」
一言一言が温かい。
ただの交通機関ではない。
まるでスライドショー。
電車の一番魅力的な部分は、バスと違って席が進行方向に向かず、内側に向いて座るような形になること。
反対側の景色が満喫できる。
(川だ、今日は水の量が多いなぁ、上流のほうは降ったのかなぁ)とか(おぉ、ひまわり畑やん!すごい…)など、頭の中で独り言が絶えない。笑
そして、電車独特の「ガタンゴトン、ガタンゴトン」という音。
イヤホンをするのが勿体ない。
座っていると、音と同時に軽く上下左右に揺られる感じもいい。
一緒に揺れる吊り輪もリズミカル。
乗らなくても楽しい。
「カンカンカンカンカン…」と遮断機が下り、早いながらもマイペースな電車が通るとわくわくする。
意外と乗客の表情や服装も見える。
今乗ってる人は遊びに行くのかな?
こっち方面ならお仕事かな?
お、あの人はお遍路さんかな?
ここでもまた、頭の中の独り言が絶えない。
ここまで思うのは私くらいだろうか?w
私以外の人の生き方も想像だけど楽しめる。
これはブログもそうだね、いろんな人の考え方を共有できたり楽しめたり。
ここまで書いて、思っていた以上に魅力があることに気づいた。
意外と愛着があるのかもしれない。
何種類かある電車のデザイン、イルカのゆるキャラ、細やかなサービス。
これが「愛される」ということなのだろうか。
顧問がよく「愛されるチームになろう」と言う。
なるほど、この感覚のことか。
知らないうちに電車が好きになっていた。
小さいころから見てきたからだろうか。
なんでだろうなぁ~
ことでんHP:うみ・まち・さと―心でむすぶ ことでんグループ
あさひでした~(*‘ω‘ *)
追記!
ことちゃんが読んでくれたよ!
ことでんに乗ると、どこまでも行けそうだ。 線路は続くよどこまでも - あさひん日記 https://t.co/eLonUXHmon
— ことちゃん (@irucakoto) 2016年8月17日