おばあちゃん行きつけのカフェに言ったら宗教勧誘された話。
「僕ね、昨年まで11年間中国にいてね」
「なぜ中国へ?」
「布教活動ですよ、一人でも多くの人を救うためにね」
「神を信じれば幸せになれるんですよ、旭さんも一緒に幸せになりましょう」
......えっ?
こんなところで宗教勧誘されるなんて
祖母に「おばあちゃんの友達が経営しているカフェがあるんだけど行く?」と聞かれ、振袖の試着後で疲れ切っていた私は即答で「行く」と答えた。どこでもいいから座って一息つきたい、できるなら落ち着いた雰囲気で人が少なめのカフェがいい。なんて回っていない頭でふんわり思った。
しかしその思いは叶わなかった。
そのうえ、宗教勧誘されることになるなんて...。
入店直後からおかしかった
二人で入店した場合、普通は二人が対面できる席に案内するだろう。
しかし私たちは大きなテーブル席に、カウンターにいる店員の顔が見える向きに並列するように席をすすめられた。「なぜ?」と思ったが、祖母の友達だし話したいこともあるだろう、と従った結果、カウンターにいる祖母の友達の話を永遠に聞くはめになった。
店員が永遠に話しかけてくるんだが...ってあれ?
「僕が~~の時にね、~~と祈ってたんですよ」
「神が~~って」
「聖書の~~」
聞きなれない言葉が頻繁に出てくる。
「祈る?」「神?」「聖書?」...ってなんのこっちゃ?
あっ、...まじか
えっ、ねぇ、...おばあちゃんも?
祖母はエホバの証人*1である
今までに何回も祖母に宗教関係の本や動画を見せられたことはあるが、そのたびに断っている。
そして、カフェを経営している友達3人(家族)は宗教関係の友達らしい。...それを知ったのは、帰りの車の中。
-
(祖母含め)複数人:私。
- 祖母との会話の妨害
私は祖母に裏切られたような気持ちになった。
私は一息つけて祖母とゆっくり話せる時間を望んでいただけ、宗教勧誘受けに来たわけじゃない。
しかも...車で来たから、今すぐここから抜け出したいのに帰れない状況!
彼らにとっては無意識の勧誘
彼らは宗教勧誘をしているつもりはなかっただろう。
ただ普段話していることを話しただけ。
ただね、そもそも外で宗教や政治の話をするのはNGだろう...。しかも私ら初対面なんだぜ...。もっと言えば、店員と客だし...。この店は来客の度にこんな話をしているのだろうかと疑ってしまったし、少なくとも私の中では県内で一番行きたくないカフェ一位にランクインしてしまったよ...と思ってしまったよ。
もし今後こういうことに出くわしたら...
- 複数人対私。
- 帰りたいが帰れない状況
これ、結構怖い。
今回の件が、身内ではなく友達でもっと本気で勧誘された場合、キャッチセールスだった場合...どうしたらええねんってなる。もう安易に人と食事にすら行けない時代になったのか...(大袈裟)
おいしいスイーツに釣られてはいけない...
今回の教訓。
*1:キリスト系の新宗教