「成人式で振袖を着る?着ない?」
成人式、振袖着ようか迷ってる...
- どうしても振袖を着て成人式に参加したいが、お金に余裕ない...
- 成人式で振袖を着れる機会は一生に一度...でも着なくてもいいかなって思ってる
- ずっと迷ってるけど、結局どうしたらいいかわからない...今何をすべきなの...?
高校生、大学生の女の子の間では「成人式の振袖」が定期的に話題になります。周りのみんなが試着をしたり、前撮りをしたという話を聞いたりする中で、私だけ何もしていない...そもそも家庭内でそんな話にならないし、私の成人式はどうなるんだろう...?
そう思っていた私(19歳女子)に「振袖を着て成人式に参加する予定」はありませんでした。
「振袖を買ってもらえるのが当たり前」
「成人して祝ってもらえるのが当たり前」
という家庭がある一方で、
「振袖を一日着るだけで10万円、20万円払うなんてありえない、そんな余裕うちにはない」
「そもそもこんな平和な今の時代、成人して当たり前。祝う意味ってなに?」
「イベントごとで金を巻き上げる着物屋の口車に乗るな」
そんな家庭があるのも事実。
私の家族は、後者側の考えでした。
これから数回の記事に渡って「成人式で振袖を着る?着ない?」について私が考えたことを書いていこうと思います。
結論「振袖を着ない。成人式に出席するならスーツ」
結論から言うと、「振袖を着ない」という選択をしました。成人式に行く、行かないは、まだ決めていませんが、行くならスーツです。
理由は大きく3つ
他のことにお金を使いたい
これが一番大きいです。
最近、実現したい事ができました。それもお金がかかることです。
- 引っ越し
- 富士山に登るなどの大きい旅行
これを実現するために必要な予算と貯金額を見ていると、振袖にお金をかけている場合ではなく、むしろ貯金額が足りませんでした...。この2つ、少し前までは「実現したいなぁ~」くらいの思いだったのですが、最近「する必要がある」に、重要度が変わったんです。優先順位の変更により、意見が変わりました。
ものに対して値段がおかしい
振袖店に行って実際に試着してみて、言い方はよくないですが「この程度のものか」「1日この振袖を借りるために10万も20万も払うの?」と思いました。試着するまではパンフレットとインターネットの情報しかなかったので、完全に理想だけで動いていたなぁと思いました。実際に着てみて、正直ものに対して値が高すぎると感じ、ここで振袖に対する理想が崩れました...。
また祖母含め「お金出すよ」という出資者や「ポルカで声かけてみたら」という提案をしてくれた方もいたのですが、「自分の財布から出そうと思わないものを、他人のお金でなら購入する」というのは筋違いなので、そういうのは遠慮させてもらいました。声かけてくれた人、ありがとう。
袴を着る卒業式が成人式の2か月後
私は2年制の大学に通っているので、1月にある成人式の2か月後に大学の卒業式があります。卒業式は袴を着る予定なので、成人式に振袖を着たら、新年から3か月の間に着物を2回着ることになるんです。そのことを考えたら「着なくてもいいかな~」と思うようになりました。
しかし2022年からは18歳で成人式をするようになるので、私のような状況になる女の子はこれから減っていきそうですね。
その他の理由
成人式の振袖やめたー!
— 旭 (@5036ASH) April 25, 2019
・成人式の日朝起きられない
・成人式行ってもブログネタくらいにしかならない←友達は個々で会える
・浴衣とほとんど変わらない
・式の2ヶ月後に袴着る
・結婚式で着たけりゃ着れる(式するのか?)
・他にお金かけたい事がある
・値段相当の価値ないと判断
こんなこと言ってますが、この答えを出すまでずいぶんと悩んだんですよ?
また、友人関係やその人数も考える基準の一つになりそうですね。私は個々で連絡とって会えるくらいの人数しか親しい友達はいないので、成人式直後に外で偶然会うことはまずないはずだから...周りに合わせるために着るなら意味がないという...。
まぁ...またどうしても振袖着たいと思ったら、別日に借りようと思ってます( ´∀` )笑
この結論に至った過程
最初と最後で意見が真逆になっています。はじめは、なんとしてでも振袖を着たいと思っていました。また、この答えを何人かに伝えたとき「一生に一度だけど振袖着なかったことを後悔しないの?」「少しでも着たいと思う気持ちがあるなら着た方がいいよ」というアドバイスをいただきましたが、答えは変わっていません。
以下の記事で、悩んだこと、考えたこと、答えを出すまでの気持ちの変化の過程をお話します。
(近日公開予定)
この結論を出すためのヒントになった考え方
「自分がどうしたいか」を基準に物事を考えた結果、回答が違うものになりました。
このページに「前者or後者が正解だ」、「あなたはこうするべきだ!」という回答はありません。私は、この悩みに対しあなたなりの結論を出すための考え方のヒントをお伝えしようと思います。もしあなたが、お金と振袖を天秤にかけて悩んでいる後者なら、この記事はきっとあなたの役に立つでしょう。