あさひん日記

時間も気にせずゆっくりしていってね(*‘∀‘)

寝台特急サンライズ瀬戸に初乗車!浜松駅~高松駅間レポート

f:id:asahi-7u:20191015173430j:plain

寝台特急サンライズ瀬戸を復路に利用することを条件に、香川県から静岡県に派遣されてきました!憧れだった寝台特急は非日常を味わえる面白い旅になりました。

っということで今回は、2019年10月10日(木)浜松駅から高松駅間の寝台特急を時系列に沿ってレポートしていきます!私が未成年女性であることや深夜に出発すること、乗り物酔いしやすいこと、シャワーのことなど不安点がいくつかあったので、その辺りも書いていきます

 

 

浜松駅から高松駅間の走行ルート

f:id:asahi-7u:20191012215400j:plain

引用:サンライズ瀬戸・出雲 285系:JRおでかけネット

 

私が予約したサンライズ瀬戸の走行ルートは、浜松駅から高松駅の間で、出発は1:12、到着は7:27の予定です。途中で、姫路、岡山、児島、坂出に停車します。高松駅は終着駅で乗り過ごすことがないため、安心して睡眠をとることができます

 

22:00 浜松駅周辺をうろうろ

f:id:asahi-7u:20191012215338j:plain

人生初の浜松駅。浜松と言うと餃子、静岡県と言うとさわやかハンバーグの印象でご飯を楽しみにしていましたが、駅周辺は22:00までに閉店するお店が多く、残念ながらそういったお店にたどり着くことはできませんでした。*1

乗車時刻までは、コンビニのお姉さんおすすめの駅から徒歩数分のファミレス「ロイヤルホスト閉店時刻0時)と駅のホームベンチで過ごしました。「おばあちゃんの家が香川県にある」と言う駅員さんや他の路線を修理しているおじさんが「長旅ですね、気をつけて〜」と声をかけてくれました。ホットジャスミンティーを手にホームで電車を待つ1時間…結構長いし寒かったです。

 

乗車時刻までにしておくとよいこと

  • 夕食
  • 入浴(シャワー室については下記後述)
  • 下車までに必要な飲食物の購入
  • 酔い止めなど常備薬の準備

 

 1:12 浜松駅を出発

f:id:asahi-7u:20191012215347j:plain

ホームにいた駅員さんが乗車前にチケットの確認をしてくれました。浜松駅の停車時間は短く、車両の写真を撮っている時間はほとんどありません。サンライズ乗り込み、きょろきょろしている間に発車しました。

 

まさかのがっつり乗り物酔いした

部屋に着いて荷物整理を簡単に済ませ...まだ数分しかたってないのに気付いた時には乗り物酔いしていました。もう少し車内や夜景を楽しみたかったけれど、気持ち悪さに耐えきれず、洗顔を済ませ、早々に眠りにつくことにしました。乗り物酔いしやすい方は酔い止め必須です。ちなみにこの乗り物酔いは、下車1時間後まで引きずりました...。

 

3号車について

B寝台ソロのみの3号車は電動車であるため、モーター音がよく聞こえる車両です。2階は窓のブラインドを開けっぱなしにしていても外から見えないため、寝る直前、起きた瞬間から景色を楽しむことができます。また1階より揺れが大きいです。

1階の部屋は地面に近いため揺れが少ないです。しかし窓のブラインドを開けたままにしていると、駅に停車したときにホームから部屋の中が見えてしまいます。

3号車はラウンジとシャワー室が部屋の近くにあります。お部屋ごとに特徴があるので、お部屋選びの参考にしてください。

 

B寝台ソロのお部屋、安全面について

f:id:asahi-7u:20191012215442j:plain

私が予約したのはB寝台ソロです。

3号車4番室だったので進行方向右側にある、2階の個室です。B寝台ソロは、個室の中で1番ランクが下ですが、温かみのあるライトが部屋を照らす心落ち着く快適な空間でした。窓が大きく、自分の気分によってブラインドで窓を遮る具合を調節できます。流れる景色を好きな時間に好きなだけ楽しめるのが寝台特急の一番の魅力ですね。

また、深夜かつ一人で少し安全面が心配だったのですが、完全に個室であるうえ内側からはもちろん、部屋から出るときには四桁の暗証番号で鍵をかけることができました。車内はとても静かで、移動するホテルそのものでした。

 

ソロは狭い?

荷物は肩掛けカバン一つで、身長151cmの私は狭さを感じませんでした。むしろ揺れでベッドから落ちないか心配するほどスペースにゆとりがありました。しかし構造上閉じ込められているような感覚はありましたまるで秘密基地のような、というと聞こえがいいですが、この感覚が苦手な人はシングルの部屋の方がいいですね。また、部屋にはベッドスペースしかないのでキャリーケースを持ち込むのは厳しいです。 

 

 

シャワー室について

車内にあるシャワー室は、チケットがないと利用できません。チケットは車内にある券売機で購入できますが、数量限定であるため東京駅以外から乗車する方は期待しない方がよいです。浜松駅からの乗車でもたまーに残っていることがあるそうですが、平日である木曜日の乗車でも売り切れていたので、よっぽど空いている日でない限り入手は難しいです。「入浴を済ませてから乗車する」「ボディーシートを持っていく」などの対策をしてから乗車した方がよさそうです。また、手洗い場の水道はお湯が出るので、メイク落としやタオルを持っていれば最低限の洗顔は困りません。

 

ラウンジについて

進行方向左右の窓に向かって椅子があるラウンジはとても開放的で「景色を見ながらビールでも飲むと最高な気分なんだろうな~」なんて未成年ながら思いました。が、乗り物酔いで気持ち悪くなったため着席すらせず部屋に戻りました。

 

6:00 日の出を眺める

f:id:asahi-7u:20191012215437j:plain

10月10日(木)の日の出は6:05で、偶然にも姫路駅と岡山駅の間で「サンライズ」から日の出を見ることができました。ここはお昼に乗ると長く感じる区間ですね。

 

f:id:asahi-7u:20191012215428j:plain

サンライズの旅も残り1時間。

二度寝したり、景色を眺めてみたりしながら早朝の時間を満喫しました。岡山駅で行われるサンライズ瀬戸サンライズ出雲の連結部切り離しは乗り物酔いで気持ち悪かったためパス...。貴重な機会なので、元気な方はぜひ見てみてください!

 

f:id:asahi-7u:20191012215417j:plain

二度寝して起きたら7:20。

太陽が差し込み、これまたいい朝です。高松駅以外での下車だったら、完全に寝過ごしてましたね...そろそろ高松駅に到着です。

 

7:27 高松駅に到着

f:id:asahi-7u:20191012215407j:plain

予定時刻通りに高松駅に到着。

そこそこ大きな音で放送が流れ、自動で全部屋の鍵が解除されます。下車を急かされることはなかったので、駅に着いたからと慌てずしっかり忘れ物がないかを確認してから部屋を出ましょう!

 

心配事・まとめ

  • 乗車前に飲食物を購入しておくとよい
  • 始発駅以外からの乗車はシャワーチケット売り切れの可能性あり
  • 部屋それぞれに特徴あり、事前調査の上購入するとより楽しめる
  • 部屋の鍵が閉まるため未成年や女性の乗車も安心(ノビノビシートを除く)
  • 乗り物酔いしやすい方は、酔い止め必須
  • 早朝に起きると朝日が見られる
  • 終着駅以外の下車は寝過ごす可能性大...

 

横になりながら夜の日本を横断できるのは、この寝台特急サンライズだけ。気になる方はぜひ一度体験してみてくださいっ!

*1:2019年10月19日、JR浜松駅前の遠鉄百貨店本館8階に「さわやか」がオープンします。駅から近い「さわやか」は珍しいそうなので静岡県外の方はぜひ行ってみてください。