あさひん日記

気付けば25歳。気ままに生きてる(*‘∀‘)

花火大会に行けなかった私

 

今日は「高松まつり」の花火大会だ。

この祭りは、私が住む香川県で一番大きなイベント。

 

県民はもちろん、帰省で帰ってきた家族や観光で来た人など、本当にたくさんの人が見に来る。

素晴らしいほどの込み具合。

 

今年は8,000発の花火が打ち上げられるらしい。

去年はちょうど50周年で、12,000発の花火が打ち上げられた。

それはもう、とても素晴らしかった。

 

 

もちろん今年も見に行く予定だった。

行きたかった。

のに。

部活の遠征が入っていた。

 

数少ない友達に「一緒に行こう」と誘われても、「遠征があるから」と断った。

断っていた。

のに。

 

 

顧問の先生が、遠征の日程を1日ずらした。

今日、つまり花火大会当日が通常練習になった。

 

「花火大会行けるやん!」

 

誘ってくれた友達の予定を少し聞いてみる。

当たり前だが、私以外の友達と花火大会に行く約束をしていた。

仕方がないから、普段仲良くしてくれている友達に片っ端から予定を聞いてみる。

 

(…だめだこりゃ)

 

みんな他の友達を連れて花火大会に行くそう。

「奇数クラスで二人ペアを作れ」と言われ、はみ子にされた子の気分だ。

大体そういう子には先生が「先生とペアくもっか」って言ってくれるのに、私にはそういう人もいなかった。

 

かといって、一人では行けない。

夜はちょっと怖い。

 

しかも私は、浴衣を着て花火大会に行きたかったのだ。

せっかく作った浴衣を着たかった。

 

asahi-7.hateblo.jp

 

浴衣を着たい、花火を見たい、でも一人。

その条件だと、浴衣を着た少女が一人で歩くことになる。

あ、一眼レフを首から下げて。

うーん、写真撮ってたら友達とはぐれちゃったみたい、可哀そう。

私を憐みの目でみるリア充達。

勝ち誇った顔をしているだろう...。

 

 

あぁ、寂しい。

毎年家族で行っていた花火大会。

 

今、妹と母は実家に帰省中だ。

家は父と私の二人だけ。

うるさい二人がいないから、とても静かだ。

きっとダイニングにいる父にも、キーボードを打つ音とマウスのカチカチッという音が聞こえているだろう。

 

そんな静かな部屋だからこそ聞こえるのだろうか。

微妙に「ドンドン、ドンドンッ」と花火の音がする。

自転車で1時間かかるほど遠い場所なのに。

 

フィナーレかな。

いいなぁ。

 

 

そして数分後。

重そうな電車の音。

そんな音さえ愛おしい。

 

花火大会終了後の電車や駅は異常だ。

まるでコミケだ。

(行ったことないけど)

 

 

 

来年は行きたいなぁ。

できれば家族や友達と。

そりゃあ彼氏がいたら最高だけれども。

誰かが一緒にいてくれるだけで十分。

素敵な時間を過ごしたい。

 

 

今年は花火を見に行けなかったけど、今の素直な気持ちを記事にできたからいいかな。

あとはリア友のツイートの写真で楽しもう。

 

来年の花火大会は、いい時間を過ごせますように。

 

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