私が私に求めていたのは可愛さだった。
「大人っぽさ」を身にまとったら、元気がなくなり、個性が消えた
童顔。
低身長。
黒髪。
こんな容姿だから、年齢マイナス5歳に見られるのは当たり前、7歳下に見られることもある。だから「大きくなりたい」「大人っぽく見られたい」とずっと思ってたんだけど、この容姿で損をしたことがなかったから、本気で改善しようとしたことはなかった。
小学生に見られるやろ?!って、初対面!!!
— 旭 (@5036ASH) October 19, 2018
あどけないね!よく中学生に間違われるやろ! って初対面の人に言われた……( ºΔº )〣
— 旭 (@5036ASH) March 16, 2018
試しに「大人っぽさ」というものを身に着けてみた
しかし、もう19歳。
「かわいさも大事だけど、やっぱり大人っぽさも大事だよな~」なんて思ったから、試しに「大人っぽさ」というものを身に着けようとしてみた。
一番簡単に大人っぽいイメージを変えられるのは、服装らしい。
まず色は、ベージュ系、くすみ系、そしてスカートの裾の長さはひざ下で上品な感じのワンピース。これはこれで悪くない!...って思ったんだけど、いつもの服装のはどこかしらにリボンがついていたり、膝上スカートや厚底の靴をはいたりする私にとって、ちょっとシンプルすぎて物足りない気もする。*1
「服装が一日のテンションを決める」といっても過言ではないよね
大人っぽいワンピースの日、あまり着ない雰囲気の服だからか、服のデザインがよいからか、普段話さない大学の子何人かに「今日の服装かわいいね!」「にあってるよ~」なんてありがたい言葉をかけてもらった。それはそれで嬉しかったんだけど、なんだかこれじゃない感じ。
そしてある日から急にテンションが上がらなくなった。どんどん自分が自分のことを嫌いになっていく...。
それっていつから... 大人っぽさを求めた日から?
...あれ?私、この服装好きじゃない...?
「大人っぽさ」の代償が個性なら、私は個性を尊重したい
「最近の私、楽しんでないじゃん。」ってふと思った。だから、「せっかく今日は快晴なんだし、新品のリボンのついた服に、お気に入りの厚底の靴を履いていこう!」と思ってゴリゴリのロリータっぽい服を着ていった。「いつにも増して姫みたいだね」って言われたけど、なんだか超ルンルンな一日だった。久しぶりの感覚。あーこれこれ、このかわいさが安心する。「大人っぽくなりたい」なんて嘘だった。
私はオシャレに関心が高い方ではないが、かわいい服やそれを着たかわいくしている女の子は好きだ。そして私が女の子なのをいいことに、私が私を1人のモデルとして遊んでいるのだから、私は私の好みの女の子でなければならない。そう言いつつ、私によって与えられたそのかわいさは、私の個性になる。
美女ももちろん好きだが、一番好みなのはやっぱりロリと呼ばれる類の女の子。
だから私に大人っぽくはなりたいという思いがあっても、それは私の好みに反する。私は可愛い服を着た幼いロリっぽい私が好きなのである。つまり私は私のために可愛くいなければいけないのである。つまり永遠にロリ好きのロリっ子。
*1:やる気のない日は適当なTシャツにバイトのズボンだけど