レアシュガーって何?砂糖とどう違うの?実際に(もどきを)使って比較をしてみた!
レアシュガーって知っていますか?
最近注目を集めている、摂取しても太らない砂糖なんです!
今回は砂糖と比較しながら、レアシュガーの特徴を書いていきたいと思います。
【目次】
レアシュガーって何?
引用:希少糖ってなに? | 希少糖レアシュガースウィート公式通販サイト
炭水化物を分解して得られる糖の最小単位である単糖及びその誘導体のうち、自然界に存在する量が少ないもののこと。「希少糖」とも。
簡単に言えば、自然界にわずかにしか存在しない糖(名前そのまま)です。
その中でも一番知られているものは「キシリトール」ですかね。
ガムに入っていますね。
注意1
今回「レアシュガースウィート(商品名)」を「レアシュガー」として使用しますが、この「レアシュガースウィート」は希少糖含有シロップであり、レアシュガー100%ではないということを覚えておいてください。
注意2
訳あって、ぶんたんのピールが入ってます。
焼き方下手なのも気にしない…。
比較はパウンドケーキで
さて、早速比較していきましょう!
焼き上がり、味、においを比較するために、パウンドケーキにレアシュガーと砂糖を使ったものと、砂糖のみ(ノーマル)のものの二種類を作りました。
焼き上がり
【砂糖(ノーマル)】
【レアシュガー使用】
写真を見てわかるように、砂糖のみの方はパサパサ、ふっくらしています。
しかし、レアシュガーを使った方はしっとり、重たい感じ。
まるでブランデーケーキのようです。
しっとりしすぎて、表面だけ乾燥してはがれやすい…。
味
ノーマルなものに比べ、砂糖独特の味がなく甘さがさっぱりしているため、バターの味が一番に感じられます。
甘さは後からついてくる感じ。
因みに、レアシュガーの甘さは砂糖の70%程度だと言われていますが、今回使用したのは「レアシュガースウィート」で、砂糖の90%の甘さだと言われています。
私の舌で比較しましたが、甘さの程度はよく分かりませんでした。
しかし、比較すべきか迷うくらい甘さの種類が違いました。
甘さがほとんど同じだから、砂糖と使用量は同じですね!
におい、香り
これもレアシュガーを使うと、砂糖独特の匂いがない為、バターと卵の匂いがします。
素材の味、そのまんまって感じ。
カロリー
砂糖は100g当たり384キロカロリーですが、レアシュガーはほぼカロリーゼロと言われています。
だから「夢の砂糖(糖)」だと言われているんですね!
しかし上でも書いた通り、今のところ「希少糖100%」の商品は存在していません。
今回使った「レアシュガースウィート」は、レアシュガーを約15%使用した「希少糖含有シロップ」です。
レアシュガースウィートは100g当たり300キロカロリーとされています。
10g使用なら、砂糖との差は8.4キロカロリーです。
だから、レアシュガースウィートを使った場合、カロリーは砂糖とそこまで大きな差はないような気がします…。
賞味期限
砂糖には基本的に賞味期限がないのですが、レアシュガースウィートには賞味期限があり、製造から9か月くらいだそうです。
レアシュガー単体の場合、賞味期限がないような気も…。
欠点
多量に摂取すると、体調、体質的に合わずお腹が緩くなる場合があります。
砂糖と同じですね。
向いている料理
砂糖とレアシュガーの大きな違いは「状態」
砂糖は個体ですが、レアシュガーは液体なので、焼いて水分を飛ばさないといけない焼き菓子はあまり向いていないと感じました。
使う場合は量、砂糖との割合を考えなければいけませんね。
その逆で、煮物や水分の多いお菓子などには向いています。
液体なので混ざりやすく、砂糖のように「溶ける」というよりはレアシュガーが「混ざる」と表現した方が適切かもしれない…。
まとめ
香川県の大学の教授がレアシュガーを生産する酵素を見つけたとやらで、香川県ではレアシュガーを使った料理をコンクールで募集したり、洋菓子店で砂糖の代わりに使ってもらったりと、とにかくレアシュガーをアピールしています。
「レアシュガースウィート」をスーパーでも普通に売ってるくらいです(笑)
書いているうちに、「レアシュガースウィートはレアシュガーもどきだな…」と思い始め、なんだかややこしくなってしまいました。
「(太らない)夢の砂糖」で打っているのに、カロリーがさほど変わらず、値段は砂糖の方がもちろん安いという…うーむ。
レアシュガー(希少糖)のみを砂糖と同じように使用することが出来るようになったら、大幅な摂取カロリーの削減になります。
いつか、レアシュガー100%の商品ができるといいですね!
参考にしたサイト
ではでは、
あさひでした~(*'ω'*)/