最終更新:2018年11月13日
高校の卒業式は非常に淡白だ。
騙されたかのように体育館に入り、式に参加し、退場した。そして教室で卒業証書を受け取った。 長くて短かったような、短くて長かったような。高校を卒業した。
自宅学習期間で1ヶ月学校に行ってなかったせいか「クラスのメンバーと明日から会えなくなる」という実感がなく、「明日から会えないんだよ」と言われても「そっか」と答えてしまいそうだった。でもなんだか寂しい。式前の「卒業式なんて時間の無駄。郵便で卒業証書送ってくるだけでいいのに」なんて発言を式後に思い出し、本当は寂しかったんだ、なんて思う。
中学校もみんな一緒だし。高校が違ってもみんな県内にいるし。…「また絶対会えるから」と友人との別れの寂しさを紛らわしてきた小中の卒業式。
じゃあ今年は?進路がバラバラな高校の卒業式はなんて紛らわそう?「また会えないことなんてない、会えないなら縁がなかっただけ」。 高校の間で行動範囲が広がったから、こんなことを思えるんだろうか、中学のままだったら「県外なんかに出たら、もう一生会うことなんてできないよ」と軽く絶望したと思う。そういう面では成長したのかな?いや、してないのかな?いつまでも高校生のままでいる訳にはいかないからね。
「一生忘れられない卒業式」なんて言いながら数年後には、朝暴風警報が出て予定が狂ったことくらいしか覚えていないんだろうな。いや、それさえも忘れちゃってるかも。部活の遠征で行ったテニスコートも、試合相手の顔ももう覚えてないもんね。なんで人間は忘れちゃうんだろうなぁ。結局3年間登校したけど、最初の1年は「学校やめたい」とか言いまくっていた。当時辛かったことも、今は覚えていても数年後数十年後には忘れているんだろうな。
そんなことを思いながら過ごした3月1日。クラスの打ち上げが始まってもまだ腕時計は式終了時刻を指したままだった。…何で時計止まってるの(?!)
最後に。
「卒業おめでとう」とTwitterでメッセージをくれた人、ありがとうございました。なんだろう、今年卒業した高校生ブロガー達がみんなしっかりした振り返りを書いていたから、私もそういうの書こうと思ってたんだけど…独り言カテゴリ入りするような文章になってしまった!まぁいいか!細かいことは気にしない!よし!
ではでは、高校生ではなくなったけれど、これからも引き続き当ブログ「あさひん日記」をよろしくお願いしますね! あさひでした~(*‘ω‘ *)