地域の言い伝えや方言、文化ってとても興味深いですよね。
私の住んでいる香川県にも、いろんな言い伝えや方言があります。
今日は讃岐、香川県のお話。
香川県にも数々の心霊スポットや親切な青鬼さんのお話など、ちょっと怖い話からクスッと笑えるようなものまで沢山の言い伝えがあります。
その中でも私が最近、親戚から聞いたのが「讃岐時間」というもの。
これは香川県民でも知らない人が多いのではないでしょうか?
この「讃岐時間」なかなか面白いんですよ!
では、解説いきましょう!
「讃岐時間」ってなんだ?
※地域によって使い方が違う場合もありますが、そこはご容赦くださいね。
簡単に言えば「待ち合わせ時間に家を出発する」というもので、待ち合わせの時に使われるそうです。
例えば「清掃をするから9時に公園に集合」という話になっているとすれば、9時頃に家を出発し、9時30分くらいに到着するということです。
公園に集まる全員が讃岐時間で動いているので、誰も9時には公園に来ません。
待ち合わせの数十分後にちらほら集まり、全員集まるまでは世間話や準備をしていて、皆が集まったら清掃開始となります。
現代「讃岐時間」で動くとひどい目に遭います
「待ち合わせ時間に家を出発する」なんて、一般的に考えたらふざけてますよね。
昨日東京に住んでいる子に話したら「そんな子即LINEブロックやな」って言われました。
ごもっともです。
「讃岐時間」が現代にかけて消えていった理由は、現代の生活に適応していないからでしょう。
友達との待ち合わせなど個人的な約束は、相手が怒るくらいで収まるかもしれませんが、仕事で讃岐時間を適用してしまうと首です。
最近は「10分前行動」でも遅いと言われる時代ですからね。
だから集合時間に出発なんて、もっての外、論外なわけです。
そんな訳で「讃岐時間」は、どんどん消えていきました。
私の考察です。
今と昔では人々の行動、時間の使い方は違いますし、日々未来に向かって進化し続けていますのでね。
横断歩道を渡るのもセカセカ、シャキシャキなわけです。
まとめ
この記事で「讃岐時間」という単語を初めて知った、という方がほとんどだと思います。
今ではもうほとんど使われていない言葉ですが、今と昔の人の時間感覚の差に違いがありすぎて面白いですね!
地域によって違った文化があり、そして将来消えてしまうものも沢山あると思います。
あなたの身近にも、おもしろい伝説や言い伝えがあるかもしれませんね!
ではでは、
あさひでした~(/・ω・)/
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